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■ 話し方を変える心理術

あなたが話しているうちに、いつのまにか相手が不機嫌になってしまうことはありませんか?
今回は、そんなあなたの話し方を確実に変えていく心理術をお教えしますね。

実は、質問には二つの種類があります。

それこそが、「オープンクエスチョン」 こと、開いた質問と、
クローズドクエスチョン」 こと、閉じた質問です。

オープンクエスチョンとは

「いつ遊んだの?」
「誰が来た?」
「何してたの?」

といったイエス・ノーで答えられない質問のことです。
この質問は、会話を途切れさせることがありません。
オープンクエスチョンを続けることで、会話は少しずつ広がっていくことができるのです。

クローズトクエスチョンは

「昨日楽しかった?」
「今日、早起きできた?」
「私のこと、好き?」

といったイエス・ノーで答えられる質問のことです。
この場合、相手はどちらかでしか答えることができないので、
会話がそこで途切れてしまうことがあります。

今回はその中の、オープンクエスチョンについて。


英語の授業などで 5W1H という言葉を習ったことがあると思います。

いつ - When
どこで - Where
誰が - Who
何を - What
なぜ - Why
どのように −How

それぞれの頭文字から 5W1H とつけられていて、オープンクエスチョンで使う質問は
このうちのどれかが入っている形になるはずです。

では、このなかに 「気持ちを落ち込ませていく聞き方」 が一つだけあります。
さて、それはどれでしょうか?

選びましたか?
では正解を。

その答えは、ズバリ、「なぜ?」 - Why

なのです。
もちろん 「どうして?」 「何で?」 も同じです。
理由」 を問う質問は、会話においてあまり使ってはいけないのです。

ほら、想像してみてください。

「昨日は遊びに行ってたんだ」
「どうして?」

「え、いや、人と約束してたから…」
「何で?」

「えー!あ、うん、映画を観たいってことになってて…」
「なぜ?」

「ええー!?その、ぴ、ぴあに載ってて、あの…」

……と、このように相手は尋問を受けているような気分になってしまいます。
これが、ほかのオープンクエスチョンなら、ここまでにはなりません。

「昨日は遊びに行ったんだ」
「どこに?」
「映画館」

「人と約束してたんだ」
「誰と?」
「○○ちゃん」

というように、今できているイメージのなかに、確実に存在する答えを聞いているだけだからです。

しかし、「なぜ?」 だけは違います。
それだけは考えないと、答えが出てこないものなのです。

もちろん、1〜2回程度なら、会話を 「深める」 ものとして意味はあります。
しかし何回も続くと、相手も息がつまってしまうでしょう。


さて、今の例は 「遊びに行った」 という明るい話題でした。
ではこれが、ちょっとマイナスな話題だったらどうでしょう。

たとえば、「今日仕事で怒られちゃったんだ」 という話題。
これに対して、2種類の聞き方があります。

1. 「どうして?」 (=なぜ?)
2. 「どうしたの?」 (=何があったの?)

より深く掘り下げているのが1番。
ただその状況を聞いているのが2番です。

2番のほうが、少しだけソフトな感じがしませんか?

このように、「なぜ?」 「どうして?」 はたまにならいいのですが、
あまりに繰り返してしまうと、相手に気疲れを与えてしまうことになるのです。

「どうして?」 なら、「どうしたの?」 というように、ちょっとした言いかえだけでも、
感触はソフトになることを覚えておいてくださいね。


人間は、将来が見えないからこそ、希望を持っていきていくことができます。

それは、
「自分のなかにも、まだ見えていない何かがあるんだ」
という幸せな気持ちを持てるから。

そのために、「これがあなたの全部なんだ」 と突きつけられると、
無意識に拒否反応を示すものなのです。

すなわち、「過去を掘り返せ!」 「あなたの失敗や行動は、こんな理由なんだ!」
ということをハッキリと突きつけられるのは、それと同じこと。

過去や現実が明確になっていく分、未来の可能性がせばまってくるように感じてしまうわけですね。

よく、「あなたの深層心理は?」 という心理テストがありますが、あれも
「あ、当たってるかも…」 というレベルだからいいのです。

それこそ 「100%、完全にわかります!」 というテストだったりしたら、
誰もがイヤがるのではないでしょうか。


ですので、「なぜ?」 や 「どうして?」 は、せいぜい1回の会話で1、2回までにすること。
何回も続けるのは、まさに攻撃の連続技。

相手の心に強いショックを与えてしまいます。
逆に相手の心をキズつけたいと思うのなら、ひたすら繰り返せばいいだけです。
簡単ですね。

また相手の精神を攻撃しつつ何かをさせたいときの、最強の言い方が

何で〜しないの?」 という言い方です。

「やれ」 という命令。
「やらない」 ことへの非難。
「やらない理由は?」 という、心の掘り起こし。

これら三役を一つでこなす、情熱的なセリフです。
覚えておいて損はないでしょう。

ちなみにもっともソフトな言い方が

〜してくれたら、嬉しいな

です。
即効性はないですが、じんわりと効いてきます。
両方を覚えておいてくださいね。


この 「なぜ?」 が禁句というのは、あなた自身に対しても同じこと。

「どうしてあんなこと、しちゃったんだろう?」
「なんでわかってるのに、こんなことしたんだろう…」

そんな言葉で、気持ちが空回りしてしまうことも、あるのではないでしょうか。

ですので、覚えておいてください。
あなた自身、もし、その言葉を繰り返してしまうときは、

「なぜ?」 は、気持ちをただ掘り返すだけの質問で、実は意味はない

ということ。
そう思っていれば、無意味に 「なぜ?」 「どうして?」 と繰り返して、
反省した気分に浸りつつ、心をすり減らすことは避けられます。

そして、それでも繰り返してしまうときは、こんな考え方を。

「これは、選択肢を間違えたんじゃない。自分が望んだ結果なんだ。」

そう思うだけで、不思議と気持ちがラクになるはずです。
もちろん人によっては使えないこともあるかもしれませんが、
少なくとも僕はこう思うとラクになれます。

ぜひ試してみてくださいね。


最後に、こんな童話をお話ししましょう。

ある村に三人の幼い兄妹と、年老いた母親がいました。
母親は死の間際に、

「これは形見だよ。本当にダメだと思ったときにだけ、開けなさい」

といいながら、子供たちに小さな箱を渡しました。
その後、子供達は何度もの苦労がありましたが、

「どうしてものとき、最後には、母さんが遺してくれたあの箱がある」
「でも、それに手をつけるのは、最後の最後のときだ」

とばかりに、一生懸命働きました。
そして子供達は、全員、無事に立派な大人になることができました。
三人は、喜びながら 「もう開けてもいいだろう」 と思い、その箱を開けることにしました。


すると、その箱には……。


そう。
何も入っていなかったのです。

過去を掘り起こしたからといって、いつもいいものが出てくるとは限りません。
でも、たとえ何が埋まっているかわからなくても。
そして万が一、何も埋まっていなかったとしても。

あなたがただ、この瞬間に未来を信じて行動したのなら、
その中身には、いっぱいの宝物が 「ある」 んですよ。
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